鮎の塩焼き香味野菜と
鮎は夏を代表する川魚。川底の藻を食べ成長します。そのため鮎特有の香りが強く、うま味も増してきます。また内臓の風味もとてもいいのです。今回は「たで食うむしも好き好き」と言われるように本来特有の辛みのある植物のたでをすり、酢で割った「たで酢」でいただきます。赤唐辛子を加えた甘酢を添えました。香味野菜と頂くと一段とおいしいものです。
■材料(4人分)
鮎/4尾
粗塩/適量
香味野菜(みつ葉、みょうが、青ねぎ、しょうが、にんじん)/適量
甘酢/酢…大さじ4、本みりん…大さじ3、薄口しょうゆ…大さじ3、赤唐辛子…2本
■作り方
- 鮎はお腹を押さえふんを取り、塩をふりさらにひれに化粧塩をする。
- 1.に金串でおどり串をさし、焼いていく。
- 香味野菜は細切りにして水にはなす。
- 甘酢は一度煮立てて冷ます。
- 器に1.の鮎、3.を盛り4.の甘酢を添える。
■ポイント
- おどり串は魚が泳いでいるように見せるための串のさし方です。ご家庭では省いてもいいです。
- 焼く時は表になる方から焼きます。
- ひれにする化粧塩は仕上げを美しくみせるためです。焦げやすいのでアルミホイルでカバーするといいです。